スポーツ庁が公立中学校の部活の指針案を公表した。

スポーツ庁部活指針案

それによると、公立中学の部活は
週休二日で練習時間は平日2時間。休日3時間。らしい。
最近では「ブラック部活」という言葉も随分と浸透しているが
部活の内のいじめなどの生徒から目線
さらには、部活顧問の教師の忙しさなど
教師も生徒も「部活」による負担が大きくなっているようだ。

私が中学生の頃は「部活動」というのは強制だった。
かならず、どこかに入部しなければいけない決まりで
部活に入らないと教師からの指導
部活をやめるとまた指導
そんな感じだった。
私も某運動部に所属していたが
さすがに毎日同じスポーツをするのも飽きるし
放課後スポーツばかりやっている場合じゃないし
何よりも放課後遅くまで練習をしていると
疲れてしまって勉強ができない。
っていうほど勉強はしていないが(笑)
なので適当に部活は休んでいた。
というよりヒマ時だけ部活にででた。
まぁほとんど「帰宅部」である。
一応「所属」さえしていれば指導もないし。
同級生にはもちろん部活を熱心にしている人もいた。
当時は、リトルリーグとかFCクラブとかほとんどなかったので
学校の部活だけが好きなスポーツをできる場所だったからね。
顧問の先生もそういえば毎日グランドにいたし
日曜も練習試合とかでほとんど出勤していたなぁ。
運動部は体罰とか当たり前。
試合中でもミスとかすると顧問の教師にビンタされたり
もう今じゃ考えられないくらいにブラックだった。
だけどそれが問題になる事は、ほとんどなかった。
生徒と顧問の教師の間に人間関係があったからなんだろうな。

まぁ今じゃ時代も違う。
教師だって休日返上で部活の顧問なんてやってられないだろうし
生徒だって部活を強制されてもたまったもんじゃない。
そもそも論をいえば、学校は勉強をしにいくところで部活がメインじゃない。
もちろん、部活で様々な学生時代の思い出もできるだろうけど
将来それでメシを食っていけるわけでもない。
「思い出」作りなんだから適度でいいと思う。
上を目指すのであれば、公立中学校の先生ではなく
きちんとしたプロのコーチ、指導者を求めていけばいいのかな?って思う。
いまはそうしたことが可能な時代だからね。
まぁ、私には「部活」の思い出ってあまりなからそう思うのかもしれないけど。


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