パリーグのマリーンズ・ファイターズ・バッファローズの3球団が、
チケット転売サイトの「チケットストリート」(チケスト)と業務提携したらしい。

 「チケットストリート」パ・リーグ3球団と提携 公式転売可能に “定価超え”もOK

早速、マリーンズの公式サイトにチケストのリンクが貼られていた。

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以前、福浦の引退チケットが高値で転売されていて
球団はこのようなことが無いように対策を講じて欲しいという記事を書いた。

 福浦引退試合チケットの転売。球団も対策しないと。

そして、今回「チケスト」との提携。
記事によるとチケストの提携で一次販売における転売目的の買い占め対策ができるということだが、
同記事には、

チケットの価格は、購入価格に関わらず、売り手が自由に設定可能。買い手は、手数料として成約チケット価格の5%(税別)+公認サービス利用料(税込500円/枚)+決済手数料3%(税別:最低300円)を支払う。売り手は手数料不要。

と書かれている。「チケット価格は売り手の設定」更にチケット価格の5%が「チケスト」収入で、サービス利用の500円は球団の収入になるのかよくわからないが、
要するに球団が「ダフ行為」を公式に認めたということではないか。
こんな提携が一体ファンにとって何のメリットがあるのだろうか?
むしろデメリットしかないと思うのだが3球団のファンの方々はどう感じているのだろう。
「この試合のチケットを買えなかった人はダフ屋を紹介するから高額で買ってください」
「このダフ屋は球団公認のダフ屋ですからこちらから買ってください」
っていうような話でしょ。なんでしょうこのモヤモヤ感は。
ボクも先日福浦の引退試合のチケットを運よくライスタと内野席をゲットできましたが、
ライスタが希望枚数確保できたので予備で確保した内野席3枚は
球場で親しくなったマリーンズファンの方に譲りました。勿論「定価」です。
「チケスト」等に出品すれば利益が出ることは百も承知でしたが、
マリーンズファンでチケット取れなかった人に譲りたかったのです。
それがどうでしょう。来年から球団がダフ屋と提携するなんてガッカリです。
もちろんチケットの欲しい人には「チケスト」は助かります。
ボクも利用する時がありますけど、球団はその前に買い占め対策をちゃんとするべきです。
指定席ならば誰がどの席を購入したのかすぐに分かるわけだから、
高値で転売した購入者のチケットは無効にして再販するとか、
転売目的の購入者はFCから強制退会させるとか、色々方法はあるでしょう。
なんだか腑に落ちない提携だと思います。
もっとも、マリーンズの試合で高値が付くようなチケットなんて、
ほとんどありませんから影響は少ないのですけどね(笑)
でも、どうしても「ダフ屋と提携なんて・・」と思ってしまいます。

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