吉本興業の所属タレントによる、闇営業問題は沈静化までまだ時間がかかりそうですね。
昔から興業と反社は切っても切れない間柄ですけど、もう今はそういう社会ではありませんね。
とはいえ、振り込み詐欺グループのイベントじゃ反社かどうかは分からないと思うので、
「知らなかった」というのは本当の事だと思います。
そもそも、反社の人達が見るからにソレと分かるような恰好や素振りなんてしませんからね。
うまくソレとは分からないように社会に溶け込まないと詐欺なんてできません。
不動産会社もちょっと儲けてお金を持つようになると、
芸能人や有名人をイベントに呼ぶことが多々あります。
ボクが若かりし頃はバブル真っ盛りですから、会社のイベントで芸能人とか来てましたね。
しかもその時代の不動産屋の社員なんて、パンチ頭にサングラス。
パーラメント(タバコ)にす吸い口をさして吸っていて
外見だけなら「反社」のような業界ですからね(笑)
まぁさすがにこの業界でもパンチパーマは見なくなりましたが、
スキンヘッドで強面とか結構います。実際は全然普通の人ですけど。
まぁ宮迫なんかは「ギャラを貰ってない」ってウソを言ったのが良くなかったですね。
最初から正直に話していれば、まだ情状酌量の余地もあったけど
あの「ウソ」が「反社イベントに参加」よりも悪かったと思います。
さて、吉本興業はそうした芸人を処分してますが、
ボクなんかは吉本興業が一番悪いと思うクチです。
所属タレントと雇用契約をしてないわけでしょう。
となると、最初から外注みたいな感じでタレントは個人事業主というカタチなのかな。
それでは到底食べていけないタレントも多くなるし、当然ガバナンスも効かない。
本気で吉本興業がコンプラを遵守する気であるならば、
所属タレントとの契約を見直さないといけませんね。
外注扱いを止めて吉本興業の社員として雇用し、社員以外の斡旋はしない。
社員については最低限の固定給を払う。そんな風にしなければまた同じことは繰り返されそうです。
実は、不動産業界もよく似ているところがあるんですよね。
いまでこそ少なくなりましたが、昔の不動産営業マンは「フルコミ」という給与体系が主流でした。
「フルコミッション」つまり完全歩合制です。
売れなければ給料は0円どころかガソリンも携帯代も全部自分持ち。
その代わり売れればインセンティブ(歩合)が高い。まぁ個人事業主です。
ボクも勿論そのような経験を経て現在に至ってます。
さすがに最近ではフルコミでやりたいという猛者がほとんどいません。
よほど自分に自信がないとできませんからね。
っていうかどうせ個人事業主扱いならば、他人の会社に所属しないで自分で会社を興しても同じ。
だから、売れる営業マンってみんな独立しちゃうんでしょうね。
とまぁ~話は不動産業界のことに逸れてしましましたが、
今回の吉本の闇営業問題。
ボクの感想としては、あまり売れていない芸人さんの対してはかなり同情的な気持ちもあります。
まぁ普通に売れているのに闇営業でギャラ貰ってた連中は「知らん」って思います。
でも芸人なんだからおしろいネタを作ればTVに出れなくても、
ライブとかでやっていけると思うんですけどね。
最近の芸人さんはちょっと売れてくるとMCとか俳優とかやり出して
観心のネタを全然やらなくなるのは不満です。
その点、サンドウィッチマンや博多華丸大吉やナイツには好感持てます。
芸人なんだからネタ作ってなんぼでしょ。
不動産営業マンだって契約してなんぼですから。

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