その日の夜。私は偶然に街中で出会った
友人に飲みに誘われ中1軒の居酒屋に行った。
その後盛り上がった私たちは居酒屋を出て友人の行きつけのスナックへ。
夕方から降り出した雨と風は
夕方、ラジオから流れていた台風情報が
嘘ではないことを物語っていた。
スナックの小さいなドアの向こうでは、
まるで誰かが助けを求めているような
雨と風の音が呻き声のように街にこだましていたが
私たちはそんな音も聞き取れないほど
歌い酒を酌み交わし笑いころげていた。
このあとに目にするであろう恐ろしい惨劇など露ほども思うことなく....

その頃先日このブログで紹介した
「キキ」と「キリン」というキリンの親子は
いつものように我が家の庭にひっそりと佇んでいた。
春の日差しの中、夏の青い空の下、
秋の夕暮れの中、冬の寒い早朝の空の下
その優しい眼差しで我家をみつめている姿は
降り注ぐ雨の中でも何も変わることない。
と誰も気にも止めていなかったのである。

翌朝そんな「キキ」と「キリン」の
無惨な姿を発見したのは嫁だった。
嫁の「キャー」という叫び声を聞いてはいないが
とにかく急いで嫁の元へ駆け寄ってもいないが
嫁から届いたラインの画像に写されたいたのは
思わず目を覆うような、「キキ」と「キリン」の
変わり果てた姿であった...........................
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IMG_4106

自慢の長い首が...................................
あの優しかった眼差しが.......................
あの台風の夜にかすかに聞こえたあの声は..............
「キキ」と「キリン」の断末魔の叫びだったのかも知れない..........


てわけで、このまま放置しておくと近所の子供たちも怯えるので
なるべく早く撤去しないと。
少し涼しくなってからだなぁ。
これじゃ、「ホラー」だよ。

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