大阪維新が目指していた「大阪都構想」の賛否を問う住民投票が行われ僅差で「反対派」が勝利し「大阪都構想」は2度目の否決という結果になりましたね。大阪維新の松井市長も政治家を引退とのことで。これでしばらくの間は「大阪都」となることはなくなりそうです。今回は前回と違って公明党も賛成に回っていたので賛成派が有利なのかな?と思っていましたが結果は反対派の勝利でした。「大阪都構想」の最大のポイントは「二重行政の撤廃」対する反対派は大阪都になることによって住民サービスが低下する事を懸念したわけです。住民にとっては「二重行政」云々より住民サービスが低下する方がより身近な問題と思いますよね。そもそも「行政」とは住民サービスに他ならないわけですから。ただこの「僅差」というのは気になりますね。選挙だから多数決なのはしかたないですが、僅差となると「多数のマイノリティ」の人達がいるわけでその人たちの意見は繁栄されないことになります。衆議院の小選挙区の選挙も同じですよね。51対49でも「51」の方が勝って残りの「49」の意見は反映されない。そう考えると多数決って公平なのかもしれないけど、ある意味不公平でもあると思います。とはいえ住民は大阪都構想には反対したけど大阪の税金の無駄遣いに賛成したわけではないので、「大阪市」は「大阪都」にしなくても経費削減・無駄遣いを減らすことに政治家や行政は知恵を使って欲しいと思います。国も同じです。「税金を下げると行政サービスができなくなるぞ」なんて言って国民を脅す前に、まずは税金の無駄遣いを見直すのが先だと思います。


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