WHOがついに「新型コロナ」に対しパンデミック宣言をしましたね。これはいよいよ東京オリンピック開催も微妙になってきました。森会長は相変わらず「予定通り開催」と発言していますがパンデミックとなるとさすがにどうなんだろうと思います。そんな中昨日「選抜高校野球大会」の中止が決定しました。いくら高野連がKYとはいえ安倍総理もイベント自粛の延長を発言し日本全国津々浦々「自粛ムード一色」の中、無観客とはいえ「高校野球やりまぁ~す」とは言えませんよね。ボク達オトナは中止の判断を妥当だと仕方ないとは思いますが、出場が決まっていた高校球児たちにとっては本当に辛いと思います。甲子園常連校だって同じでしょうが、初出場校や数十年ぶりに出場を決めていたチームなどにとっては「夢の甲子園」だったわけですから、それがまさかこんなことで「幻の甲子園」になるとは本当に辛いと思います。オトナは「人生には不条理な事や仕方のない事はある」とか「この経験がいつか役に立つ時がある」とか知った風な慰めの言葉をいいますが、それは真実だけどだから何?って話ですよ。彼らは甲子園を目指して頑張ってきたわけです。そしてやっとその切符を手に入れたのに無情にもそれをオトナや社会に取り上げられたのです。それを「今こんな状況だから仕方ない」「人生にはそういうことはたくさんある」という言葉で済ませようとしているのがボク達オトナです。ボクもオッサンなんで「子供たちを守る」というのは理屈としてはよく理解できるのですが、政治や国のシステムが普段から「子供たちを守る」ということを優先してないじゃないですか。なのにこんな時だけ「子供たちを守る」という大義名分を翳して彼らの夢を奪う事こそ一番に「理不尽」だと思うのです。「子供たちを守る」と言えば聞こえがいいですけど「君たちのため」的な感じで責任を転嫁しているように思えるのです。そして「理不尽な事は人生にはある」なんて言ったら「理不尽だと思ったら諦めろ」と言っているように聞こえるのです。どこかの高校の監督が今回の選抜大会中止は「オトナが子供たちの夢を奪った」というようなことを言っていましたがボクもそうだと思います。まぁこんなボクもこんな偉そうなことを書いてはいますがじゃぁどうすればいいんだよ?って聞かれても正解はもっていません。だから彼らに対して慰めの言葉をかけることもしません。慰めの言葉すら見つかりません。一人の高校野球ンとしてはただ「痛恨の思い」です。個人的なことを言えば無観客でもいいから開催して彼らに甲子園の土を踏ませた上げたかったです。
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