昨日の休日はあのくそ暑い中、友人と当社スタッフのヒロムンと3人で東京国立博物館で開催中の「三国志展」に行ってきました。
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電車にするかどうか迷ったのですがあまりの暑さに車を選択。朝9時に出発し下道を延々と走り現地で駐車場に無事入れたのはお昼ごろ。なんと3時間もかかってようやく到着です。
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到着後まずは腹ごしらえ。「精養軒」なんでも上野洋食の草分け的存在の老舗だそうです。まぁ都内は東京D 以外はほぼいかないボクには良くわかりませんが同行した友人のお勧めでこちらで昼食です。
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ビーフシチュー、パン、生ビール(グラス)これで4000円近くです。さすがは生き馬の目を抜く東京ですね。でもまぁ美味しく頂きお腹と喉を潤したところでイザ会場へ!
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入口に看板。テンションがあがります。
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平成館?だと思いましたがコチラが「三国志展」の会場です。別会場では「奈良四寺みほとけ展」なる催しも開催されていて個人的には凄く興味をそそりましたが初志貫徹で「三国志展」へ入館しました。

今の若者は「三国志」というと「三国無双」とかのゲームが切っ掛けで知ったという人も多いと思います。ボク等世代だと横山光輝さんの漫画ですかね。(いま当社の店長が全巻読んでいる最中です)ボクは活字マニアなので「本」ですね。色々な人が「三国志」を書いてますけどボクは「基本のキ」である吉川英治さんの「三国志」派です。まぁ日本だとどうしても劉備玄徳派が多いですね。劉備そのものはさほど魅力があるとは思いませんが、関羽・張飛・趙雲などの武将に諸葛亮孔明・龐統などの軍師と魅力ある人材が劉備の元にはいるますからね。ただ人材の宝庫は、蜀でも呉でもなく曹操率いる魏なんですよね。「人材」と言った部分では魏に蜀も呉も叶わない。結果として魏が同一するのも頷けます。へそ曲がりなボクは劉備より曹操の方が人間的な魅力を感じますね。劉備は漢王室の末裔という威光で人材を集めた感がするのですが曹操は個人的な魅力で人を集めた気がします。曹操は権力側で劉備は反権力的なイメージがある人も多いですけどボクはむしろ劉備の権威の方に権力の匂いを感じます。まぁ劉備は保守で曹操は革新とも思えますが。呉は自由人たちの集まりみたいなイメージです。吉川三国志だと呉はあまり重要視されていない気がします。赤壁の戦いくらいですかね呉のイメージとしては。とはいえ呉の周瑜や陸遜はかなり好きですが呉には突き抜けた軍師がいなかったのが残念です。

ともあれ9月16日までの東京国立博物館で開催ですので「三国志」ファンは週末に行ってみてください。仏像に興味のある人は今回ボクが行かなかった「みほとけ展」に是非どうぞ。
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※関羽像。多分「顔」は盛り過ぎだと思いますが関羽はカッコええです。

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