プロ野球もシーズンが終わりストーブリーグに突入しました。この時期に気なるのは贔屓チームのFA宣言です。プロ野球選手は一定の条件を満たすとFA(フリーエージェント)宣言をして自由に他球団に移籍することができます。これには国内FAと海外FAの2種類あります。今年の目玉はヤクルトスワローズの山田哲人でしたが、FAせずにヤクルトスワローズに残留となりました。山田に限らず今年はコロナの影響でしょうか早々と残留する選手が多くFA市場も活発ではありません。そんな中我がマリーンズからは昨年途中に巨人からトレードで来た澤村がFAを宣言してメジャー入りを模索しています。また今日松永投手がFA宣言をしました。ファンとしては贔屓の球団から選手が去っていくのは淋しいですがこれも権利ですから仕方がありません。不動産業界にはFA制度はありませんが不動産営業マンは結構会社を変わります。いまでこそ不動産業界も普通な感じになってきましたが、ボクがこの業界に入ってからふた昔くらい前までは不動産営業マンの定着率というのは本当に低かったですね。多分給与体制がそさせたのだと思います。当時の給与体制は一部大手の不動産会社を除いては固定給なしの完全歩合かまたは固定給があっても生活できるレベルの金額でありませんでした。契約をして歩合給がなければ生活できないレベルの会社ばかりでしたからね。かくいうボクも自分で会社を興す前は、完全歩合制の会社にいました。給料は0円。ガソリンや携帯代などの経費はもちろんのこと「ケガと弁当は自分持ち」の世界ですから厳しい世界でしたね。売れない人はこの業界から去っていき、売れる人はより条件のいい会社に移籍する。まさにプロフェッショナルな世界。それが不動産業界でした。ですから長く不動産業に従事している人は本当に色々とプロフェッショナルでした。そうじゃないと生活できないからね。いまはさすがにフルコミッションで仕事する人は昔ほどいませんがその分、業界全体がシロート化してきたように感じる時があります。もちろんそれが全て悪いわけはありませんが、昔のような名物営業マン・有名営業マンというのがいなくなったのはボクのような古いオヤジには淋しく思えるのです。

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