コロナ騒動のどさくさに紛れて政府与党が検察庁法改正案を衆議院で審議入りしました。はぁ?いまやるか?マスクも給付金も届いていないのに?マスクといえば4社目の福島のあの会社の件はどうなった?となどと思っていたら早速ツイッターでは#検察庁法改正案に抗議しますのツイッター抗議デモが昨日あたりから始まっています。「検察庁法改正案に抗議します」のハッシュタグ(#)をつけてツイートするという抗議で昨晩ボクも参加しました。報道によるとすでに250万超の「#検察庁法改正案に抗議します」のツイートがあるようです。ボクのような無名の市民もいれば芸能界やスポーツ界などの著名人も数多くこのツイッター抗議デモに参加しているようです。検察庁法改正案というのは検査庁法で決められている検察官の定年を延長するという法案です。具体的には黒川弘務検事長の定年を安倍政府が閣議決定してしまったことが事の発端です。(因みに黒川さんは本当なら2月で定年でした)何故そんなことをしたのかというと黒川さんが安倍総理とお友達で安倍総理の色々な案件を見逃してくれているのではないかと巷ではウワサされてます。ツイッターなどを見ると三権分立の崩壊というような意見もあるけど、誤解してる人も多いのですが「検察」はもともと「裁判所」の管轄ではなく「法務省」の管轄ですから「司法」ではなく「行政」のカテゴリーなので三権分立云々という批判はどうかと思います。ボクの意見としては「検察」を「行政府」のカテゴリーに入れておく方が間違いで、「検察」や「警察」は「裁判所」のように独立した組織であるべきだと昔から思っています。いうまでもなく「行政府」というのは良く皆さんが使う「政府」ということです。これまた復習になりますが、国会は「立法府」ですが政府は「行政府」です。その行政府のトップが内閣総理大臣ということになりますし、自民・公明の議員さんたちが行政の責任者です。ここがボクの昔から納得できないところなのです。三権分立を謳いながら「立法府」である与党の党首がそのまま「行政府」のトップになってしまえば「立法」と「行政」の両方を兼ねることになります。もちろん国会は与党だけで法律が決まるわけではありませんが、最後は多数決ですから事実上国会における数の多い与党が権力を持つことになり、その与党の議員が「行政」のそれぞれの大臣になるのですから(たまに民間人もいますが)事実上「立法」と「行政」は一体で分権になっていないんですね。ここが一番の問題なのです。本当は「立法」である選挙とは別に「行政」のトップである内閣総理大臣は国民投票で別に選挙で決めるか、または内閣総理大臣以外の大臣は全員民間人を登用すべきだと思っています。その為には憲法を改正しないと実現しない。なのでボクは改憲もありだと思っています。話は逸れましたが、いま言ったように「検察」が行政ですから、上司である法務大臣やその上の社長である内閣総理大臣の指揮命令で動いているのです。この体制のままだと、政府与党は何をしても「検察」から起訴されることはないし、自分達が不利になる案件は起訴しないように指示することもできるわけです。「司法府」である裁判所は「起訴されない案件」について審議はしませんから政府はある意味何をしても許されちゃうわけです。それが今の日本の仕組みなんです。「HERO」に出てくるキムタクはまるで検察が正義の味方のように描かれていますが、基本的に「検察」は政府与党・権力側なんですね。それは「警察」にも同じことが言えます。だから「検察」や「警察」は政府から独立した機関にしないとダメだと思っています。その方向で検察庁法を改正するな賛成しますが現政府の保身目的(のように思える)の定年延長の改正案には「抗議」します。そもそも何でいまなの?それこそ「不急不要」の審議ではないでしょうか?今は他に審議すべきことはあるんじゃないですか?国民不在の政治って感じがしますね。因みにドラマ「HERO」ですが、キムタクのお相手は北川景子よりも松たか子でしょ。北川景子の方が美人だとは思うのですが、ボクはやっぱり松たか子の方が可愛くてすきです( ー`дー´)キリッ

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